考えさせるには、自分が考え抜く、からはじめよう
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「あんたたち産んだ時、ママの脳みそ全部あげたんだから、自分の頭で考えな」
「代わりに蟹みそ入れてるんだから、ママに聞いたってわかんないよ」
が口ぐせの私です。
〈答えを教えない〉
今は、中国で活動されている岡田監督を追うドキュメンタリーを見て
「答えを教えない、選手に気付かせる」ための練習メニュー作りに心を砕く姿にグッときました。
その心は、選手の個性から出た考えで、監督の戦術を超えさせる、ところにあるという…。
「何々すべき、と答えを教えるのと、気付かせるのは大きな違い」
それは、その通り。わかってるよ、って思ってる。いつだって。
でも、もっと突き詰めて「気付き」を与えられる状況づくりって出来る。
…と、岡田監督が、指示待ち傾向の若い選手たちの練習メニューの工夫しているところを見て思った。
相手に
「あー自分に考えさせようとしてるんだなー」
「あー気付きを与えようとしてるんだな」
「なんか考えなきゃなー」
なんて、思わせない。
監督が、考え抜いた状況に選手を放り込むことで、
選手が自然に動きだし、勝手に気付きに向かって動いて行くような場。
〈考えさせるには、自分が考える、から)
毎日、うだるように暑くって、
自分は考えないで、
子どもらに「考えろー」
っていうのも惰性でやってたら、届かないよねー。
回るお寿司やさんで、蟹みそが流れてくると
「ママ~蟹みそ来たよ~!補充したら~?」
と総立ちで教えてくれる、三人の子ども達…。
あやつら、本当に頭つかってんのか?
さぁ、脳みそ補充して、
考えさせる、を考えましょうかねぇ。
重い腰をあげようとしている、ママ監督です…。