第六感というベビーシッターがいたのだー

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photo credit: photofarmer via photo pin cc

娘(8)のお弁当を作っている時、
ふと、ミニトマトが、気になって、
ミニトマトのおしりに包丁で小さく切れ目を入れた。
そして、いつも通り、子ども達を急かしたり、色々ばたばたして
全員を送り出した。

(第六感)
家が静かになってから、
ふと、
そういや何で、トマトに切れ目入れたんだろな~、と考えてみると、
最近、
保育園でのミニトマトや白玉の窒息事故の報告記事を
読んだのだった、とか。
そういえば、昨日
「お祭りの準備が終わらないから、急いで学校行く」と、娘が妙に焦っている様子だったことや、
最近、娘の歯が抜けたり、抜けそうだったりしていること、などを思い出した。
もう小学生になって、すぐ物を喉につまらせるような年齢じゃない
娘の弁当のミニトマトに
切れ目を入れるなんて、普段はやらない。
でも、
朝のバタバタの中で、直感的に
「切れ目、入れとこ。」と
と思った裏には、実はいろんな状況があったのだ。
第六感、ってそういうこと、なんだよなー。
そして、それによって事故が起こるわけではないから、
それによって事故を防止できたかどうかもわからない。
何もしなくたって、慌てん坊の娘が喉にトマトを詰まらせることは無かったかもしれない。
でも、
子どもが小さい頃、
一瞬何となく気にかかった所を
一瞬だし、はっきりした理由もないから、
そのまま放っておいたら、
結局、あとでぶつかったり、危ない事になりそうになったり、したことが何度かあった。
それ以来、
その場で理由がわからなくても、
何となく気になったことは、やることにしている。
多分、そういう風にして
私たちも守られてきたし、
そういう知恵の蓄積が、伝承文学やら土地の言い伝えやらに
なってるんだろうと感じている。

(外でも)
野口整体の先生も以前、
子どもが遊ぶのを見守るのに、近寄ったら危ないなという場所を
親や保育士が最初に確認して、自分の中で意識に入れておくと、
その後そのことをすっかり忘れて、他の事にバタバタしていても
最初に危ないなとマークした場所に子どもが近づいた時、
パッと気付く、とおっしゃっていた。
子育てに
表面的な意識だけじゃなくて、
潜在意識も使えるのだ。
猫の手も借りたい、
子どもらに目の行き届かない我が家や、
沢山の子どもを見なければいけない保育に関わる人は、
使えるものはみんな使えば良いのだ。
育児や、保育の現場の安全のためには、
先のことを考える、先の可能性を考える想像力が大切だ、
と言われるし、
保育士養成校の教壇に立ってる時は自分も言ってたけど、
想像力と並行して、潜在意識を使うといいね。
手の足りないとき、子ども達をケアしてくれる助っ人が
自分の中にもう一人いるぞ!
やったね!
あとは、頼んだ。
グー…ZZZZZ。