チャレンジは楽しい、を私も空気で
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「アマゾンから届いた箱を使って描いてみたんですよね~」
「特に出版の予定があるわけじゃないけど、勝手に考えて作ってみちゃったんですよね~」
色々な技法の、様々なタッチの作品が、みんな優しいのに、チャレンジングな空気をまとっている。
ご本人のお話をうかがって、自分の感じた空気は、やはりこの「挑戦の楽しさ」だったんだと、答え合わせ。
(やります)
さこももみさんの個展@pinpointgalleryへいってきました。(~11月17日迄)
各方面からひっぱりだこの人気イラストレーターさんなのに、企業カレンダーのコンペに何度も挑戦して通った、という・・・その、 2013年版ソニー生命のカレンダーのイラストが、また秀逸。
幼年向け絵本のイラストとはまた違う楽しさがあふれていました。そこでも、今まで描いたことない世界の建築に挑戦したとか。
「やれるやれないじゃない、やりますよ」と。
あー、チャレンジするのって格好いいなー、楽しそうに挑戦してる姿ってほんとうに素敵。
で、それを目の当たりにすると、
自分も挑戦したくなるんだねー。
〈わたしも〉
その、さこさんと組んで、世界文化社さんの「ワンダーはじめてであう名作絵本」シリーズで、
「十二支のはじまり」についての絵本をだします。
年少さん向けには、すこし難しい題材を、その面白さが、心にしっかり届くかたちに仕上げていく、
という課題に私も挑戦しているところ。
さこさんのように、行間に挑戦する楽しさのある作品をめざしたいな。
そう、そして子どもらにも口で「やれやれ~!!」と言わずとも、
「んん、自分もちょっと挑戦したいぞ」と思わせる
楽しい空気をまとえるようになりたいね。
これからの時代、親父じゃなくてお袋も、背中で語る…ってか(笑)。
「十二支のはじまり(仮題)」は来年12月配本ですが、
このシリーズからは続々読みごたえ、見ごたえある作品が出ます。
保育園や幼稚園で、ご家庭で、ぜひご購読ください~。