子どもを怒る回数を減らしたいから、怒っているのは「あなた」じゃないと伝える
怒られるのは苦手だ。
怒るのも苦手だ。
だけど、朝から晩まで子どもを怒って自己嫌悪におちいったりする。
子どもを怒る回数を減らしたい。
そもそも、何で何度も怒っちゃうのか?
一度で相手に届かないからだよね。
何度も言わせるなぁぁぁーーってな感じ。
我が家の場合は、3人と順番にバトるから、
こちらを叩くと、向こうが飛び出す
もぐら叩きゲームの日々だ。
特に、末っ子の7歳の娘は、姉兄に比べあまり怒られずに来たからか
何か注意されると即いじける。すねる。
面倒くさい。
注意してもすぐに直さないから、母が繰り返し怒ることになるのだ。
そして、娘は更にいじける。悪循環だ。
あなたはOK
わかるよ、怒られると、自分を否定された気がするんだよね。
年下なのに姉や兄と対等感バリバリの娘。
何かと、姉兄に対抗意識を燃やしながら、当然のように敵わない。
自分は、まだ小さいから出来ないもーん、と姉兄を頼りおいしい想いをしている一方で、常にうっすらと悔しい気持ちを積み重ねている。
多分、自分を認めたりてないのだ。
それで、何か注意する時、怒る時、
「娘ちゃんは、おりこうさん。
娘ちゃんは、OKだよ。
娘ちゃんのことは、ダメって言ってないよ。
「机に座る」っていうのがダメだよ。
それだけ、直せばいいだけ」
と注意することにした。
すねたり、ぐれたりする回数は激減した。
何を注意されているかを理解した態度をとれる確率もあがった。直せる確率も。
で、結果、母が声を荒げる回数が減った。
減ったっていっても、もともと鬼ババァだから
あくまで当社比だけど。
自分にかえる
仕事で、若い部下をどうしても注意しなければならない事があった。
二度あったら困るような事だから、厳しめに注意したけど
何となく届いていない感じがした。
翌日、
「昨日の件は、部下さん自身が問題じゃないよ。
アレしちゃった、ことが問題だから、
次からアレしない、ための方法考えよう」
と言って初めて、
納得した態度と前向き改善策が出てきた。
自分を育てんのも、部下を育てんのも、子どもを育てんのも、基本は同じなのかもね。
怒られても
自分が否定されたわけじゃない、
自分の「この行動」を注意されただけ、と
当たり前のように切り離して受け止める型が
できるまで、
しつこく、
あなたのこと、怒ってるんじゃないよ、
と怒り続けるつもり。
実は、それって
怒られるのが苦手な私が
自分の中にも
型を作ることを同時に行ってるのだろうな。
育児は、育自とは、よくいったもんだよね。