悪いのは頭じゃなくて、鼻でした。
塾でバイトし、小学生クラスを持っていた頃、
ぼけーっとして集中力のない子がいて、常に鼻をつまらせていた。
鼻をかませると、少しスッキリした顔で話を聞けるようになるから、
そのクラスには、いつもティッシュ持参だった。
自分が長いことアレルギー性鼻炎だったこともあり、
その後も授業参観でぼーっとしている子の鼻詰まり率、というか口開けてる(口呼吸)率が高いのが気になっていた。
家でも子どもが、ぼけーっとして
反応が鈍いと
「こいつ、アホかいなー?」
と心配になったりしたもんだけど、、
最近
どんぴしゃの本に出会い、
あら、ぼけーっとしてんのは、
頭じゃなくて、やはり鼻が悪かったんだね、とわかった。
鼻と発育
本の紹介に
眠れない、キレやすい、成績が伸びない……鼻づまりのせい!?
子どもの鼻づまりは発育に多大な影響を与えることを名医が解く。
とある通り、生活や健康に関わる子どもの鼻問題について分かりやすくまとまっている。
自分も周りも気づきにくい「隠れ鼻づまり」についても触れられている。
気づいてもらうことで、怒られなくなる子どもも怒らずに済む大人も増えるだろう。
何か問題がある時、
とりあえず根性で頑張らせないで、
原因がどこにあるか探してみるのは
大事だよね。
我が家では、子らが寝苦しさや、集中力の著しい低下を訴える時、
鼻テープを使ってきたが、これも意外と効果的。
スポーツ選手が試合中に使っているのも見かける。
花粉の季節、我が家のぼけーっとさんと、ぼけーっと君には、
本書の勧める鼻洗浄をしてみようと思う。
モチベーションの高さが、
素質より環境の影響を大きく受けるように
集中力も、素質より
コンディションの影響が大きい。