人生で二度ありそうなことはチェックリストにするが吉、をトイレットペーパーが教えてくれた話
颯爽と前を歩く男性(推定50代)のズボンの背から
トイレットペーパーが垂れている。
風になびいて、まるで尻尾のようだ。
駅の近くだが、周囲には人がいない。
教えるべきか、見てみぬふりすべきか…。
悩む…。
行先が同じ方向だ。
風になびくトイレットペーパーを見ながら
教えるべきか、見てみぬふりすべきか…。
自分ならどうして欲しいだろう?
悩みながら、トイレットペーパーの後ろを
200メートルほど歩いてしまった。
逡巡
結局、
時間帯が平日の午前中。
行く方向は、住宅街ではない。
サラリーマン風の男性の行き先は自宅ではなく、
会社か得意先の可能性が高いのではないか、
部下やクライアントに見られるより、
赤の他人に指摘される方が良いのではないか、
という結論に達したワタクシ。
意を決して、
「あ、あの・・・背中から・・・」と
声をかけて、立ち去った。
チェックリスト
も〜非常~に疲れた。
物事を決断するための、脳みそのリソースは限られているのに!
こんな場面で、決断力使っちゃったよ!
というわけで
タスク管理のプロ大橋悦夫氏のチェックリスト活用の教えを実践。
トイレットペーパーを垂らした人を見たら
□周囲に他に教える人がいない。
□自宅から遠そうで、教えないと恥をかく可能性が高い。
場合にのみ教えよう、と決めた。
ま、そんな人そうそう目撃しないだろうと思いながら。
二度ある
おととい
近所のコンビニから出てきた女性(推定30代)が
目の前を横切っていった。
背中からトイレットペーパーのしっぽをなびかせて。
「!」
でも、頭に
「トイレットペーパーを垂らした人を見た時の対応チェックリスト」
があったので
□周囲に他に教える人がいない。
けれど
マンションの入口に向かって歩いていったので
□自宅から遠そうで、教えないと恥をかく可能性が高い。
の項目に該当しないから、スルーでオーケーだな、
と数秒で判断出来た!(笑)
一瞬も悩まなかった!(笑)
トイレットペーパーのしっぽのおかげで
二度あること、決断力使うことに
チェックリストがあるといかに省エネ出来るかを
再認識。
色々大変な時ほど、チェックリストだな。
チェックリストです。チェックリスト。
そして、とりあえず街中で
私のおしりから
トイレットペーパーのしっぽが
出ていたら教えて〜。