学校の宿題や課題には

根性と努力をひたすら強いるものが

意外と多い。

百ます計算などで有名な陰山先生は、このようにおっしゃっている。

「努力と根性は子どもをだめにします。

いいのは要領をつかませること」

努力も根性も大切だが

それだけで全てを乗り切らせるのは酷だ。

例えば

言われた通りに嫌々

ダラダラダラダラ漢字を書き続けても

漢字テストの点など良くならない。

再試、再再試を課せられて

自信を失っていく子、いじけていく子

それを中学まで引きずる子を

何人も知っている。

くふぅ

勉強に限らず

ものごとを効率よく

処理したり、習得したり、実行していく力を

育んでいくことは

とても大事なことだ。

日頃から

小さな行動を少し工夫してみようか？

小さな習慣を少し変えてみようかな？

と意識出来る環境やヒントを

子どもたちに手渡せたらいいのにな

と思っていた。

そこへ現れたのが

『ライフハック大全』だ。

仕事や日常生活に取り入れたい

工夫が並んでいる。

本棚の隙間なき我が家

いつもならKindle本で買うところだが

あえて紙で買って

リビングに置いておいた。

早速、娘（中1）が

「ふぅん」と言ってパラパラとめくり、

「なるほどね」とつぶやいていたけれど

今後どんなハックを取り入れるのか

観察してみたい。

喜怒哀楽女の私は

「人生の質は、喜怒哀楽の総量で決まる」

というライフネット創業者出口治明さんの考えを

自分辞書に採用しているのだけど

『ライフハック大全』の帯にある

「人生の質はワザの数で決まる」も

追加しようかな。