やりたい仕事じゃなかったけどシスティーナ礼拝堂

ミケランジェロは、ユリウス2世にシスティーナ礼拝堂天井画の製作を命じられ、歴史に残る作品を残した。

高校生の時、システィーナ礼拝堂の天井画の全方位から降り注ぐエネルギーに圧倒されたのを今も覚えている。

何気なくつけたテレビで日曜美術館をやっていた。

ユリウス2世の気まぐれで、ミケランジェロが張り切って取り組んでいた墓を作る構想がなくなり、代わりに天井画を書くことになったという。

ミケランジェロが、自分は絵画は専門ではないし、と絶望して父親に嘆きの手紙を送っていたのを知って驚いた。

なななーんと!

やりたくなかった、専門外の仕事で!

あのクオリティ出したのか!

ミケランジェロ!

最近

自分の力不足に疲れ気味だったので

後頭部どーん、された。

ミケランジェロにどーん。

そして、私の中に新しい呪文が生まれたよ。

「やりたい仕事じゃなかったけどシスティーナ礼拝堂」

ちょっと口に出したら、

やりたい仕事じゃない専門外の仕事ですら

システィーナ礼拝堂レベルに持ってっちゃうよ、あたし。

みたいな気分になるね〜。

案外、自分が決めたやりたい事とか専門なんかに関係ない

天井画的むちゃぶり案件が

新しい力を出すきっかけになったりするかもしれないしね〜。