自由研究の失敗、とかけて、おっぱいと解く、その心は・・・
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夏休みも残りわずか・・・
自主性を重んじて・・・ってか、
自分のことで忙しいし
口出すと怒るので勝手にやらせていた子どもらの自由研究。
失敗したらしい。
い、今更・・・。
〈芽がでねぇ〉
娘(8)は、発芽実験に挑戦したらしい。
ブロッコリースプラウトや何かの種をいろいろな環境に置き、成長の違いを探ろうとした。
酸素、水、光、栄養それぞれの条件が、植物の成長に影響するかを、確かめようとしたのだ。
自由研究本によくあるネタだね。
しかし、水に沈ませて「酸素なし」の環境に置いたはずの種は、水面に浮かんでどの種よりもよく成長。
酸素も、水も、光もあったハズの種は、うんともすんとも言わないままだ。
水をやらないという条件だった種には、留守の間に水やりを頼んだ父が水をやっていた・・・。
発芽に必要な条件は、愛だったのかもしれんな・・・。
〈そして誰もいなくなった・・・〉
息子(7)は、ザリガニが食べ物によって体の色を変えると知り、検証実験をするとやる気満々だった。
大きく、濃い赤のザリガニたちの住処を砂でととのえたまでは、良かった。(住処を整えてくれたのはマンションの管理人さん)
途中、
若くて小さい、殻の色が薄いザリガニでないと色が変わらないらしい、という情報にやる気もそがれ
世話も観察も適当に・・・。
そして、1匹は脱走。
昨日、1匹死亡。
ものの本によると、失敗は、
〈未知との遭遇による「良い失敗」と、人間の怠慢による「悪い失敗」の2種類に分けられる〉
らしい・・・。
今回の失敗は、どちらにも当てはまるんだぜ!
それを書いて、学校に出しやがれ!
と子どもらに言ってみるが、レポートの進む気配なし。
ん?何か言った?・・・ 母の怠慢?・・・? 聞こえないな…。
で、やる気ない子どもらの横で、寝っころがりながら、ひとり謎かけだよ。
自由研究の失敗、とかけて、おっぱいと解く、
その心は・・・
子どもに必要な栄養!
しかし、しかし、
乳を出すのと同様に、子どもの失敗を生温かく見守るっつーのは、消耗すんだ、これが・・・。