息子を不妊にしないために、母がやれることがあるのだ~
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胸ゆっさ、ゆっさ、ゆっさ。
エジプト情勢を見ようと、twitterからニュース掲載サイトに飛んだら、
ニュースの上に、胸ゆっさゆっさしたお姉さんがエロゲーへと誘うバナー広告。
そういう時代だ。
そういう時代には、そういう時代なりの教育があるんだろうな、といつも思う。
〈防げる不妊もある)
子どもの頃から自分を可愛がってくれた知人のおじさんが、
ビジネスで成功し、六十を過ぎてなお、アルコールが入ると自身の不妊を嘆く切ない場を見てきた。
仕事柄?不妊の話や相談をきくことも多い。
不妊の原因は様々だけれど、切ない想いをする人はひとりでも少ない方がいい。
多くの病気のように、予防できない不妊もあるだろう。
けれど、実は予防できる不妊もあるのだ。
どうやって?
私のようにウブで、恥ずかしがり屋で、昭和の大和撫子な女性には(注*異議受付不可)、
受け入れがたき事実であろうが
今時の男子は、
「箸や鉛筆の持ち方(使い方)を習うように、ペニスの持ち方(使い方)も習う必要があり、
そのためには「適切な時期に射精技術の習得を開始する必要がある」らしいよ。
びびびっくりでしょー?びびるでしょ?
そういう時代に、なっちゃったんですねー。
簡単に子どもたちの目に触れる場所に、エロコンテンツ、しかも誤った知識満載のエロ情報が溢れている時代。
対抗するには、母親にも、そして本当は学校現場にも、こういう武器が必要なんですな。
射精障害
母親にとって、誤った知識で射精障害となり、不妊に苦しむ男性の数が年々増えているのを単なるニュースとしてでなく、
身近な問題と考えるのは、比較的簡単でしょう。
現に、男子を持つ母の集まりで、男児のチン問題で病院受診、救急騒ぎになった話をいくつもシェアしてもらったことがある。
密かに、でも深刻に、将来に悪影響なく対応するにはどうしたらいいか、を考えている母親は少なくない。
きけば、
どこも父親は「自分も何とかなったから、何とかなるだろうよー」というスタンス。
父親たちの時代と、子ども達を取り巻く環境は激変しているのだが、仕方ない。
多くの父親は、(特に苦労なく)子孫を残すことに成功したオスだからね。
で、ここで学校教育の出番!と言いたいところだけれど、そこが実はまだまだ過渡期。
仕方なく・・・ここは母親の出番です。。
多くの男子は母親から教えられたくないだろうから、知る機会を与える第三者をつくる、っていうのが母親の役割になってくるんだろうけど。
「エロコンテンツ、ダウンロードするなら、この本も一緒にダウンロードしなさい!」
って、言うのもありかもしれないけどね・・・。
女性に対する別の問題が出てくる可能性も、なきにしもあらずかもしれん・・・。
過去記事 盗品美術館、ただいま建造中 を読んだ人から
「もう性教育してんのか!」と言われたけど、
我が家の子どもに対する性教育は、まーだまだ始まったばかり。試行錯誤でございます。
新しい時代の子どもの性教育っていうのも非常に奥が深いね。
この本読んで、チン管理教育は、健康管理教育、そしてキャリアプランニング教育でもあるのであるなぁと、感心した次第。
なんのケアもせず、呑気に「そろそろ孫の顔が見たいわ~」とか言ってられない時代です。
関心ある方は、本書と共に「日本思春期学会」をチェックするといいかもしれません。