真剣なあの人のアタマの中身は
駅前にママチャリ停めて改札へ急ぐ途中、声をかけられた。
知り合いのママさんに、
「おはよう〜みなこさん、颯爽と歩いて真剣な感じがお仕事モードだね!」と。
駅前の自転車置場は、コイン式のラック。
毎日、空いているところを探して止めるので、番号が違う。
「274が空いてたなっしーー、ふなっしーーーー!!ふな、よ、だから船酔いしたよ、ふなっしーーーー!!」
「375が空いてたーーー!みなこGOGO!みな、GOGO〜♪」
「349かぁ、さ、よ、く!ひーーーー、なんか他にないかな、み、よく?身に良く?意味わかんないなー、何かないかなー」
だいたい、改札まで歩きながら考えてることは、こんなことだ。
声をかけられた時も…。
颯爽と真剣な様子の中身たるやっ!
どっちだ
褒めてくれた優しいママには
「あはっ、ありがとう〜♪」
と応えたけど。
人は見かけが八割とか、色々いうけど
見た目じゃわかんないこともあるんだね〜。
他人のこと、子どものこと、
わかりにくくて、イラッとすることもあるけれど、わからないから、いいこともあるのかもしれないね。
あ、改札までの短い距離以外は、アタマの中身
ちょーー真面目も真面目
常に真剣ですんで、あしからず。
…
あぅ、
痛いわ、疑いの眼差しが…。
アレ?
それは信じてる眼なの?w