ギフトを贈る、を獲得する
photo credit: Thomas Hawk via photopin cc
子らに、手伝いなどをするとポイントをあげている。
ポイントを集めると、色々なものと交換できる。
例えば、小さな玩具とか文具とか、シールとか、
「カリスマ(*)指圧師みなこさんのマッサージ10分券」とか
「カリスマ(*)料理人みなこさんによる夕飯献立決定権」wとか。
((*)カリスマは、当社比w)
で、最近ポイントが貯まってきたらしいので、
部屋を片付けたら出てきた小物やら文具やらを集めて
「みなこ店長のポイント交換ショップ」を開いた。
(もらったのは)
すると、三人とも、あれがいい、これがいい、と楽しく選んで
メモ帳とか、消しゴムとかをポイントと交換したんだけど、
息子が、女の子の絵のモノもらったり、とか
娘(4)が、ポケモンのシールもらったりとか、
「ん?」
なチョイス。
で、よくよく見てたら、
みんな、それぞれ兄妹にあげる「ギフト」を選んでたんですなー。
ほーーーー。
で、その場で「はい、どうぞプレゼント!」「ありがとう!」と。
やり取りして、結局みんな自分の好きなものをゲットしたわけだけど。
お手伝いとかで、貯めたポイントで、自分のものじゃなくて、人にあげるプレゼントをもらうんだ…。
へぇぇぇぇぇ、と思った母です。
ポイントがいっぱい必要で、今回は交換できなかった大物。
っていっても、100円ショップのキキララのカレンダーなんだけど。
「欲しいけど、もらえないな・・・」と娘(4)が言ってたら、
娘(8)と息子(7)が、「じゃあ今度いっぱいポイント溜めて、あげるね。」
と、言ってた。
へぇぇぇぇぇぇー。
(なんの為にはたらくか)
先行き不透明で、「メシの食える子を育てる」っていうのが教育界の一大トレンドで、
それは私も、とっても大切だなと思ってるけど、ちょっと言葉が一人歩きしだしてる空気も感じたりしている。
子どもらの「何で、みんな、みんな働くの?」っていう質問にも
飯のためだけど・・・。
それだけじゃない、みんな誰かにギフトを贈るために、働いてるんだよ!って、言えたらいいな、と思った。
ま、雨ニモ負ケズ、風ニモ負けず頑張る、父ちゃん母ちゃんたちにとっては、飯も立派なギフトなんだけどね。
っていうか、子どもたちは、そんなこと実はとっくにわかってるんだろうな。
さ、サンタに願ってばかりいないで、
おいらも、
ギフトを贈る、をゲットする為に働くとしようかね。
よっこらしょ。