魚の醤油入れが落ちていたら拾って遊んじゃダメな件
小学1年生男子2人が、居酒屋の前の盛り塩をなめていた。
驚いて「道にあるもの、拾って食べたりなめちゃだめだぁぁぁ〜」と止めた。
美しい三角にもられた塩の山、ちょっとツンツンしたくなる気持ち、ちょっとペロリしたい気持ち、よくわかるけどね。
通学路にホウ酸団子が並んでいるのを見たこともある。あれもちょっと危ないね。
子どもの行動は、面白いことも多いけれど、ギョッとすることも多い。
落し物
「道に落ちているもの」
で少年課の警察官のお話を思い出した。
公園の砂場などに
弁当用の醤油入れが落ちていたら、子どもが遊ばないよう気をつけるように、という話だ。
魚の醤油入れなどに違法薬物を入れ、
針を取り付けて使い、
容器は捨て置くということがあるのだという。
魚の醤油入れが落ちていたら
砂場遊びに使える!と思って喜んで拾うよね。子どもなら。
誤って針が刺さると、薬物が体内に入る恐れもあるし、使用者の肝炎、AIDSその他感染症をもらうことがあるという。
保育士を養成する友人とは
「公園遊びで気をつけることが多くて大変だ…」と
話したけれど、
「頭の片隅に入れて置くといざという時ちょっと違うよね」
という結論になったのでシェア。
低い世界
大人になった後も、随分長いこと、すぐしゃがんだり、道を見ながら歩いていた私。
道にぶちまけられたポテトの山を見て
「あ、美味しそう!」と叫んで
友人たちに
「ちゃんと食べてんの?」とドン引きされたことがある(笑)。
大人がしゃがんだ高さの世界で暮らす子どもには、道は大人が思うより近しい世界だ。
日差しもあたたかく、外遊び楽しい季節。
子どもと散歩しながら、通学路の低い目線の世界の安全を確認してみるのもいいかもしれない。
落ちているものは、精査して拾わせよう。
拾っていいのは、小判だけ。