入学して最初の1年生の保護者会。

先生が「お子さんの良いところを紹介して下さい」とおっしゃった。

女の子の親は「指先が器用だ」とか「積極的な性格だ」とか「人見知りしない」とか、客観的に長所をあげていく。

一方、男の子の親は「うちの子は優しいんです」「うちの子は、なんていうか…優しいんです♡」「うちの子も優しいんです」….。

出たーーーー！

そりゃ、嫁姑ドラマが流行るわけだ！（笑）

初々しいママ達に囲まれながら、
3人目の入学に緊張感のない
ふてぶてしい母は、小さくのけぞった。

頭に流れるBGMは「渡る世間は鬼ばかり」♪

うちの子にかぎって

うちの息子も優しい（笑）。

なぜかは、わからないけど。
娘の優しさとは少し種類の違う、
可愛らしい優しさ、
アホでアホで可愛いな、
みたいな感じ。
だから、わかるよ。

息子が優しい！
素晴らしいことだ。

でもママに優しい男子が、
外で他人をぶっ飛ばしてることも
結構ある。

ママに優しい子たちが
下級生を、先生を
ぶっ飛ばしてるのを知っている。

高学年になり男子も女子も
色々勃発しているので
近所のママ達と
「誰かの母ちゃんが何処かで見てるよ」プロジェクトを勝手にやっている。

子どもを見かけたら、挨拶したり、声掛けたりするだけだけど。
何かあったら教え合おうねと。

見られてるのを知るだけで、
子どもの意識が変わるからね。
今は、見られてるのがウザくても、
いつか見守られていたとわかるでしょう。

しかし、
何かあったら教え合うネットワークの大前提は、
息子（娘）は優しい♡でも…外での言動はわかんないな〜の客観性だ。

信頼するけど、盲目的に信用しない。

うふ♡

昔、女子力高い先輩が

我々ヲタク女子の後輩に

「いい男の見分け方」を指南してくれたことがあった。

「自分にだけ優しい男じゃなくて、
男友達とか、レストランの店員さん
とか、周りの人にも優しい男かどうかを
見るのよ」

と言われた。

「ふーん、なるほど」
と思いながら今迄忘れていたが（って忘れてたんか！）

息子を、ママだけに優しい男
にしたくはないよね。

だから、、

「ママは、周りの人にも優しい男がかっこいいと思うわよ♡ウフ♡」

と言おうぜー。

息子がママに優しい、今のうちに（笑）