暴言吐く子どもには「本当にそう思ってるの?」と問うよ〜

「暗殺教室」の映画が公開され、話題になっていた頃のことだ。

「暗殺教室」は、謎の生命体「コロ先生」暗殺の為に生徒達が工夫を凝らす過程で生まれるドラマを描いた人気作品。

暗殺ネタは、小学校高学年の教室にも入り込んで来た。

子どもたちが先生に向かって
暴言を吐くようになったのだ。

その多くは、暗殺教室のセリフや、
暗殺教室の設定の中で成立する言葉。

「ぼくらは殺し屋
ターゲットは先生」

とか
「先生、死ね」とか

まぁ普通は(まぁ普通は…)
言わないもんね。

ほんとに

娘(小6)の先生は
いつも冷静な人なのだが
子どもらが暴言吐くと

「それは、本当にそう思ってるの?」

と問う。

すると大抵の子どもは、
勢いで暴言吐いたことに気付いて
決まり悪そうに

「あ、すみません」というのだという。

なるほどね〜。
さすが、ベテラン先生は違うねぇ。

早速、その技いただきま〜す♪
と思いながら、使う機会もなく。

というか、
使うことを思い出す
冷静さのない日々が過ぎた。

チャンス到来

この間、
宿題ちんたらやる息子(小5)に

声をかけたら

「うるせ〜な〜、黙れ」

とすごまれた。

その瞬間、

母の頭のてっぺんに旗が立ち、

ピコーン!ピコーン!
チャンス到来!チャンス到来です!

と合図が来たので…。

「それは、本当〜にそう思ってんの⁈」

と返したよ。

完全な冷静さには欠けた感じで、
母の鼻の穴ふくらみ気味だったけど。

息子は

一瞬黙ったあと

「いや、本当には思ってないけど、そこまでは…」

と、決まり悪そうな感じになった。

母ちゃん、一点先取(笑)。

口にする

「親ウザい、親殺したい」
「あいつムカつく、死ね」
と日常的に口にする小学生たちを
知っている。

口にすることと実行することの間には
深く大きな川がある。

でも
口に出すことと、出さないことの間にも
やはり深く大きな川が流れているような気がするのだ。

自らが口から出す言葉に
自らが影響を受けるのは
子どもに限らないけれど。

「それは、本当にそう思ってるの?」

と問うことで

子どもらが、
本当に心から思ってない暴言吐いたこと
を自覚できるチャンスがあったらいいよね。

準備オケ

「本当にそう思ってんの?」

次はもっと冷静に言いたいな、と

迎撃態勢バッチリに

暴言吐かれるのを楽しみに待ち構えてるんだけど(笑)

待ってると、誰も暴言吐かないんだよね〜。

しょうがないから

「本当に思ってるから、言ってんだよ!」

とキレられた時の迎撃態勢も

整えます。

以上、反抗期迎撃基地、
最前線よりお伝えしました。