「意味不明」なことも抱える力

「イミフ〜」「意味不明」

「わけわかんな〜い」

「理解不能」

という言葉が

我が家でよく聞かれるようになったのは

いつからだろう。

気を付けて外での会話を

聞いていると

小中学生の会話には

男女問わず

頻出しているようだ。

選択

『選択の科学』の

シーナ・アイエンガー教授の実験で

スーパーのジャム売り場に

並んだジャムの種類が多い時と少ない時を比較し

「選択肢が多いほど 客の購買意欲が低下した」

と結果を出していたが

子どもたちを取巻く環境も

たくさんの種類のジャムが並ぶ売り場のような

ものなのかもしれない。

オッパッピー

たくさんの情報

多様な価値観

大人でも処理が追い付かないことが

少なくない。

ひと昔前に流行ったお笑い芸人ではないが

「そんなの関係ねー」

で済ませるのが、スッキリして

一番省エネではある。

でも

「意味不明」なことを

答えがすぐに出ない

気持ち悪さとともにを抱える力が

実はとても大事だ。

それを

「そんなの関係ねー」

みたいに

伝播力のあるネタで

伝えられたらいいのにな、と思う。

お笑い芸人じゃない

ただのお笑い母ちゃんだけどね。