根拠の無い自信の持ち方、持たせ方

お手伝いしている講座の

若い起業家の講演音声を聴きながら

洗濯物を干していた。

生い立ちのところで

「3人兄弟の末っ子でかわいがられて

育ったんですけどー」

と言う話が出た瞬間に

横で歯を磨いていた末っ子(小3)が

「あ!娘ちゃんと同じだね!

3人きょうだいの末っ子でかわいがられてる!

きゃははは~」

と言った。

テキトーな母の3回目の育児。

テキトーにならない筈もなく

長女に読み聞かせた本の

十分の一も読んであげてないし

末っ子対応イベント少なく

生まれた時から上二人の用事に

付き合わせて来た。

だから

へー、本人は末っ子でかわいがられている

という認識があるんだ

と、ホッとした。

そのあと、娘が

「じゃあ、娘ちゃんにも

(起業)やれるんじゃない?」

と言ったので

「3人兄弟の末っ子でかわいがられて

育った、という共通点だけで

同じこと出来るってわけじゃないよ」

と答えかけ、ふと思い直して

「そうだね、同じだから、娘ちゃんにも

出来るんじゃないの」

と言ったら

ふんふふ~ん♪ と踊りながら

洗面所を出て行った。

自分も

誰かを見て

「同じ人間なんだから

自分にも出来るはず」

と言い聞かせることが

あるけれど

時に必要な「根拠のない自信」って

些細な共通点を見つけることで

持てるし、

持たせることが出来るんだな

と思った。

あの人は、私と違うからと

諦めがちになっている時は

とりあえず既に共通していることに

目を向けたり、向けさせるといいのかもね。

みんな、同じ地球人だしな!