何か目撃しちゃった時は
書店で娘(中1)と待ち合わせ。
顔を合わせたら、開口一番。
「ママ、あの人、万引きしてるよ」
そちらを見ると明らかに挙動不審な男性。
しかし
小声で私に伝えてるつもりの娘、
興奮気味なのか声が大きい。
男性が振り返り
じっとり見つめて来たので
慌てて娘を引っ張って
店を出た。
大型本を大胆に
コートの下の袋に入れたのを
目の前で見て驚きのあまり
ずっとその場に立っていたらしい。
小学校を巡る危機管理の専門家は
子ども達に「不思議な行動する人、例えば
ペットボトルの中身を道にぶちまける人などを見たら
何をしてるのかな?と立ち止まって観察せず
急いでその場から逃げろ」
と指導するという。
犯罪などを見て見ぬ振りすることは
良くないが、
子ども達にはまず、
その場から「立ち去る」事を
教える必要がありそうだ。
コートの下に本を隠しても
店から出るまでは万引きにはならない事
それ以前に指摘したら名誉毀損と言われる可能性。
怪しい言動を目撃しても自分で何とかしようと思わない事。
怪しい言動は見届けようとせず逃げる事。
などなどを娘には話したが、この程度で
とっさに行動できるかわからないな、という感じ。
「立ち去る」とか「逃げる」というのは
とても大事なスキルだが
意外と難しい。