スマホ中毒観察日記(中1息子編ーその2)

相変わらずスマホ大好きの息子である。

やりすぎちゃうからと自ら削除したMinecraftのアプリは翌日再度入れ直した。入れ直し、早っ!

しかし基本は、寝ても覚めてもスターウォーズ。

スマホでスターウォーズ関連の動画を見まくっている。

譲り受けたお古のPCに向かっている時も独自のスターウォーズ辞典作成の為の画像検索。

脳みそがスターウォーズに侵略されているようだ。

思い返せば保育園の時から

車のことしか考えられずブーブー言っていた時代

戦隊ヒーローしか頭になくて24時間戦っていた時代

偽札造りに余念がなかった偽大富豪時代

ポケモンのスペックを延々と喋り続けていたポケモントレーナー時代

恐竜と古生物の世界にどっぷりカンブリア男時代

明けても暮れても戦国武将の一人戦国時代

びっしり書き込まれたノートを覗いたら全て呪文だったハリーポッター時代

何かにハマっていないこと等なかった。

そのうち、エロやら女子しか頭にない時代に突入するかもしれぬことを思えば、帝国軍との戦いの中にいる今は平和な良い時代なのかもしれない。

そんなことをツラツラと考えて

スマホ中毒の人へのイラつきを消化、もとい昇華している。

ここ数日かけて息子は、長女(中2)が借りて来た小川洋子さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』を読んでいたが「最後がなぁ、ハッピーエンドじゃなかったから、何かモヤった」と感想を述べてスマホの世界に帰って行った。

スマホの世界って

消化しきれない感じとか、答えのない世界とか、自ら考えることを求めるプレッシャーから逃げられるところなのかもね。実際は逃げられない訳だけど。