自分を信用しない自分に助けられる
カフェオレを注文して、カバンを開けると
財布がない。
ギェーーーーーー。
目の前のお姉さんは「カフェオレが一点〜」とレジ打って、背後のスタッフさんはもう手にカップを持っている。
「しまった、無銭飲食だぞー、すみません財布忘れました!って早く言わないとー!」
と焦ったのもつかの間。
カバンのポケットに小さい袋に入れたお金発見!
そーだった、財布忘れたり小銭無くて困った時用のお金入れてるんだったー!
ありがとう〜過去のわたし〜!
予備のお金入れていることも忘れていたけど(笑)
分かりやすいとこに入ってたからすぐ思い出した。
GJ! 私のこと、わかってるぅ!
期待と信用
過去のわたしにカフェオレをご馳走になりながら
ふと思った。
思春期反抗期真っ盛りの娘(中2)や息子(中1)と
毎日バトっているが
彼らのイライラの原因のひとつは、
未来の自分に期待し過ぎていることなんだなぁと。
誰でも自分の行動の見込みは甘くなりがちで
今日までダイエット出来てなくても、明日からダイエット出来ると思う。
今日まで夜更かし朝寝坊でも、明日から早寝早起き出来ると思う。
それが、明日の自分を進化させる原動力となることも確かだ。
けれど、期待通りの自分じゃない場合があることを受け入れて、救いの手を、次の一手を、用意しておくことが、実は大切だ。
期待通り、予定通りじゃない自分に苛立ち、責めたり、嘆いたりする我が家の中学生たちの姿を見ると「それが青春よのぉ」と思いながらも、そんなことを感じる。
期待通りじゃないの、織り込み済み。
予定通りじゃないの、想定の範囲内。
だから、いつでもここから始めればいいんじゃね〜?
未来の自分に期待しつつ、信用しない。
リカバリー出来たこともポイントにカウントしたら?
そしたら
すぐに「ヲワタ、ヲワタ」言わなくても
いいんじゃね〜?
と言ってみる。
まぁ、財布忘れたり、反対方向の電車に乗ってっちゃうサザエ母のことを誰も聞かないから
ひとりごとだけどね!