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映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観た。

期待していなかったのに、とてもよかった。

パラレルワールドものと言ってしまえばそれまでだが、福士蒼汰さんと小松菜奈さんの二人が醸し出す「時空を共に出来ぬ切なさ」にぐっときた。

そして、小松菜奈さんが、とにかく可愛かった。

何年か前に、長女にねだられて原作を買い、自分も読んだことがあった。

その時、どんな感想を持ったかは忘れた。

今回、映画を観終えて、同じ時空にいられることを大切にしたいな、と心底思えた。

次の日も、その次の日も通勤の道で

backnumberの歌う主題歌を聴きながら

「一緒に学んだり、一緒に働いたり、一緒に暮らしたりって実はすごいことだよなぁ」と

思わず反芻しちゃったくらいだ。

こういうのを昔から「ご縁」とか「一期一会」とか言ってきたんだろうね。

そういう知ってるようで、肚におちてなかったことがスッと落ちて、出会う人たち皆に優しくしたくなる作品だった。

今会うと、私、ちょっと優しいよ。

たぶんw