子どもがいても、子どもがいるから、ラブレターを書いているように生きたい
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自分の時間が欲しい、これは小さい子どもを持つ親の切実な願い。
ゴールデンウィークが始まり、
twitterのTLには、小さい子を持つママのゴールデンウィークの叫びが並んでいた。
「子どもがずーっといるGW、つかれる…」とか
「私が欲しいのはGWではなく、自分の時間だ」とか。
私も、子どもが生まれて自分の好きなことをする時間がないことにずっとストレスを感じてきた。
本を読む時間が足りないのが不満で、フォトリーディングを習ったり…
自分ひとりの時間が欲しくて、寝不足なのに夜中に起きてお風呂に入ったり…
『子どもと過ごす時間も、自分の選んだ自分の時間』と
色々な人に言われ、
頭ではわかっていても、心ではなかなか納得できずにいた。
〈自分の時間〉
だけど、今日、
大量の洗濯物を干しながら、突然
「あぁ、今この時間も誰かにあてたラブレターみたいなものだな」
と思った。
自分の好きなものや、好きなことをブログに書き綴り、
読み返してみて、ラブレターのようだと恥ずかしくは感じていたのだけれど、
不意に
ブログに切り取る前の、自分が過ごしている時間の全てが
誰かにあてたラブレターのように感じられたのが、面白かった。
〈書くから〉
糸井重里さんが、最近ある番組の中で
「感じたから書くんだけど、書くことでまた感じやすくなる」
とおっしゃっていたのだけれど、
多分、それだ。
誰かにラブレターを書いて、ラブレターを書くように生きる。
誰かにラブレターを書くように生きて、ラブレターを書く。
今日は
いつも自分一人で聴いている
「Beyond Standard」(上原ひろみ)を大音量でかけながら
子どもの遊ぶカオスなリビングの片づけをした。
娘(7)が「ふぅ~ん、ママはこれ良く自分の部屋で聞いてるよね」
と嬉しそうに話しかけてきた。
今まで、なぜ自分の好きなものを表に出してなかったんだろう…
ラブレターを書くように、生きたい。
読み返して、少し恥ずかしくなるような、そういうラブレターを。